駄話・23年03月分

23`03/03(金) -21:15-

先日、
PS2SAINTS 聖なる魔物をクリアしました。

良くある、フリーランニングのアクションAVG

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簡単な内容説明

海外産のアクションアドベンチャーゲーム。

恋人ルイスのライブ終わり、一緒に帰宅する途中化け物に襲われたジェン。
一命は取り留めたが、意識は戻らず。
そんな自分の姿を見詰めるジェン。
自分は死んでしまったのかと悲しむジェンだが、そこへ現れた迎えの者と共に、宇宙全ての世界を救う為の戦いへと赴く事に……

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と言う事で、今回は洋ゲーのアクションAVGSAINTS」です。
魔物の世界を冒険する事になるので、
SFでは無くファンタジー寄り。
その独特な雰囲気が良さげで、
Youtubeでプレイ動画を確認したところ充分面白そうだった為、いつか買うゲームリストに入れていました。
楽天の会員ランク維持にあと数ポイント買い物が必要だった為、790円と安かったので購入(^^;
折角買ったので、早速遊んでみました。

さて、詳しい内容ですが、主人公
ジェンは現代人ですが、宇宙の中心世界オブリヴィオンを構成する4つの世界を冒険する事になるので、世界観的にはダークファンタジーです。
ジェンは魔物と人間のハイブリッドで、魔物のエナジーを入手すると4つの世界の住人と同様の力を発揮出来るようになります。
驚異的な身体能力で高いところまで登れるようになり、水の中で自由に動けるようになり、タイムシフト能力で周りの時間がスローに感じられたリ、炎の力で最強の戦闘力を発揮したりします。
そして、
スクリーと言うガーゴイルの姿をした相棒がいます。
スクリーは石の体なので高いところから飛び降りられて、水中を歩け、壁をよじ登る事が出来、ロープを使ってジェンを高いところまで引き上げたり、強い力で重い物を持ち上げたり、熱くないから松明を持ち歩いて色々な場所に火を点けられます。
自分の体と同質の素材で出来た構造物に乗り移って操る事も出来、石像を動かしたり柱を倒したりも。
その代わり、ガーゴイル状態では戦闘力0です。
この2人の主人公を任意に交代しながら、先に進む為に様々な謎解きをして行く
アクションAVG

アクションAVGの代名詞であるバイオハザードとは違い、ガンシューティングでは無く殴る蹴るで戦います。
先述したように、4種族の魔物の力を使って戦う事になり、オマケに入っていたスタッフインタビューなどでもそのアクションの豊富さを売りにしているんですが、正直アクション性は低いです(^^;
L2R2ボタンで左右の攻撃を、チョイ押しで弱、しっかり押しで強と使い分けて3コンボまで繋げられる。
種族によって変化しますが、あとから登場する種族の方が攻撃力高いのでそれしか使わないし、結果攻撃はワンパターンになります。
+回転攻撃で相手を吹っ飛ばせますが、威力は低いので普通にさっさと倒す方が良い(狙って高所から落とせば即死を狙えはする)。
R1ボタンが防御で、相手の攻撃に合わせて押せばカウンターになるのは使いやすく、タイミングも難しく無いので、これは習得必須技術ですかね。
簡単に使える分、やり応えはあんまり無い(^ω^:
雑魚との戦闘がほとんどで、ボス的な敵との戦いでは仕掛け(戦い方)を見付けるのが鍵なので、
アクションよりもAVGとしての謎解きの方がメインと言えます。

その
AVGとしての謎解き、パズルですが、これは中々骨があって面白かったです(^∀^)
洋ゲー故に親切設計では無く、ノーヒントで進め方が判りづらかったりしますが、そこは自力で解き明かすやり甲斐と言う事で。
一応、いくつかマニュアルに進め方のヒントは記載してあり、序盤で1箇所お世話になりました。
他に2箇所ほど判りづらくて詰まった箇所は記載が無く、結局悩んで悩んで自力で解決出来たので、まぁ良し。
ジェンスクリーで出来る事が違い、時に片方しか操作出来無いシーンもあり、特にスクリーの壁登りやジェンの高所ジャンプ、水中移動などでマップをどう進んで行くかと言うパズル性は、アクション側と違い幅があります。
やれる事が多いからこそ判りづらくもありますが、決して単調にならないで済むので
AVGとして楽しいです。
雑魚との戦闘はワンパターンで退屈なので、ただの
アクションでは無くアクションAVGにしたのは正解。

物語的には、良くあるB級映画テイストで、全宇宙の中心世界と言いながらオブリヴィオンの4つの世界は狭く感じるし、秩序と混沌のバランス云々も良くある話。
混沌の王
アバドンの目的が支配である以上、秩序を滅ぼしたら支配すべき世界そのものが破滅するんだから、矛盾していますしね(^^;
永劫とも言える時間せめぎ合っていた割に、混沌と秩序の命運を握る登場人物も少ないし(^Д^;
まぁ、細けぇ事は良いんだよ、なタイプの、雰囲気を楽しむ作品。
その雰囲気は良い感じ。
規模こそ小さいが、4種族の脇役たちも、それなりに個性的なキャラがいますし。
ジェンスクリーのコンビも、良い味出しています。

アクションAVGの醍醐味と言えば、バイオハザードの一番面白かった要素である周回プレイですが、このゲームのやり込み要素はタロットカード集めだけで、周回要素はありませんでした。
そのタロットカードもイラストが見られるだけだし、回れるところは全て回ったつもりなのに、7〜8枚も取りこぼしがあったので、例えやり直したとて集められるとは思えず(^^;
バイオとは違い武器の類が無いから無限弾とかは無理だけど、せめてジェンのコスチュームチェンジやスクリーがガーゴイル以外の姿になるなどのお楽しみがあれば違ったかも知れませんが、結果1周で終了。
その1周は充分面白かったけれど、もう少し遊び心が欲しかったなぁ。

と言う訳で、3D空間をフリーランニングするタイプの
アクションAVGとして、普通に面白かったです。
アクションゲームでは無くアクションAVGだからこそ、アクションの方が多少お粗末でも謎解きの方が面白ければ無問題(^^;
特筆するほど優れた点もありませんが、雰囲気の良さも手伝って、この手の類似ゲームの中では面白い方です。
アクションにしろ謎解きにしろ、洋ゲーらしく不親切だから、ある程度ゲーム慣れしている必要はあり、万人におすすめ出来るほどではありませんが、この手のゲームが好きな人になら、充分おすすめ可能です。
個人的には、結構
ジェンも好き。
やっぱり、
TPSアクション系ゲームでは、可愛い女の子を操作する方が楽しいですね(*^∀^*)


個人的評価
★★★★☆(4/5)




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