23`04/25(火) -21:00- 先日、Xbox 360「BORDERLANDS2 GAME OF THE YEAH EDITION」をクリアしました。
と言う事で、今回はFPSハクスラ「BORDERLANDS」の2です。 そもそも「BORDERLANDS」を遊ぼうと調べた時に、特に評価が高かったのがこの2。 ただ、遊べるものならシリーズものはいちから、と言う性格なので、「BORDERLANDS」から遊びました。 しかし、その「BORDERLANDS」はいまいちだった為、でも本命は2だし、とは思いつつも、先延ばしして来ました。 果たして、世間の評価は正しかったです。 これ、めっさ面白ぇヽ(^∀^)ノ さて、詳しい内容ですが、マッドマックスみたいなヒャッハーな世界で銃を撃ちまくって敵を殺しまくるFPSに、RPG的な成長要素とクエスト、サブクエストをクリアして行く探索要素を加味した、箱庭型オープンワールド系FPSハクスラの続編。 基本的には、ほぼ「BORDERLANDS」と変わりません。 「BORDERLANDS」は、面白い事は前提として、日本語ローカライズの非道さ、死んでも簡単に生き返れるから難易度下がりまくってちょっと冷める、獲得スキルポイント少なくてLvもあんまり上がらないからせっかく成長させても覚えられないスキル多過ぎ、倒した雑魚が高速リポップするんで時間掛けて探索出来無い、任意セーブは無くオートセーブでどんどん上書きされて行く、など、あんまり良く無い部分、好みに合わない部分もありました。 その中で、2では日本語ローカライズだけ改善されています。 戦闘中にもどんどん会話が進むからストーリィが全く理解出来ませんでしたが、2は日本語音声+日本語字幕になっています。 それにより、2を楽しむ過程で前作のストーリィが把握出来ました(^∀^; 前作のPC4人が、2では重要なNPC、仲間として登場し、以前何があったのかも話題に上るので。 他の要素は、基本そのまんまなんですが、総合的な完成度が上がった事で、より楽しいと言う気持ちの方が勝り、前作ほど気にならなくなっています。 死んでも簡単に生き返れる事以外は、2では問題では無いと言えるでしょう。 ですが、簡単に生き返れる事だけは駄目です。 これは、苦手な人への配慮なのかも知れませんが、もしくは、ネットプレイ時に死んだ後即復帰出来るようにする為かも知れませんが、難易度が下がり過ぎてやり応えが無くなるのみならず、シナリオ的にも不整合です。 PCははした金で簡単に生き返れるのに、シナリオ上死ぬ他のキャラたちは、何故か死んだらそのまま死んだまま。 一介のVaultハンター風情が入れるDNA保存して再生してくれる保険みたいのんに、他のキャラたちは入っていないの? リポップするネームド程度ですら、生き返れるのに(-ω-) この不整合の所為で、シナリオ上の死にちょっと白ける。 ご都合主義で生き返れないんだから。 って事で、私自身は、セカンドウィンド(HP0になった時、敵を倒すと九死に一生を得て死を回避出来るシステム)が獲得出来そうに無かったり、Map外に転落して即死が確定した時点で、ポーズ画面からゲームを終了し(セーブしてタイトル画面に戻る)ロードしてやり直すようにしました。 あくまでも、死んだらそこで試合終了……もとい、死んだらやり直しになる普通のゲームと同じ感覚で遊ぶ為に。 これにより、削って死んで削って死んで、どんなボスキャラでも簡単撃破、と言う状態を封印しました。 この簡単蘇生システムは、「BORDERLANDS」最大の欠点だと思いますわ。 シナリオ的には、ローカライズ改善のお陰もあって、とても楽しめました。 海外のゲームでこの世界観ですから、頭のおかしいシナリオがたくさんあって素敵(褒めています)。 ただ、今回GOTY版なんで追加シナリオがあったんですが、完全に本編クリア後のシナリオで、しかし対応Lvの関係、さらにメインクエストを放置してサブクエストを遊ぶのがいつもの遊び方なので、本編クリア前に追加シナリオを遊んじゃったんですよ。 本編から独立したシナリオなら問題無いんですが、まだ存命中のキャラが本編で死ぬ予定らしく、結果、ネタバレした状態で整合性のおかしいシナリオ展開になってしまいました(^^; まぁ、ネタバレ自体はどうでも良いんですが、まだ死んでいないキャラを死人扱いして進むシナリオは、気持ち悪かったですわ。 これなら、本編クリア後に遊べるようにした方が良かったと思う。 それから、今回も本編クリア後にはLvや装備、スキルポイントを保持したまま敵のLvも上がった上で2周目が遊べるVaultハンターモードってのがあるんですが、クリア時点で何とかスキルツリー1本分は成長させられて、しかし最高Lvまで上げても全てのスキルは相変わらず習得出来ず、Lvの上がりも遅いからキャラ育成と言う意味ではクリア時点ですでに飽きているので、そのまま続けて同じキャラで遊ぼうとは思えず。 BORDERLANDS2はVaultハンターモードが本番、みたいな謳い文句が表示されますが、前作同様ちっとも遊びたいとは思いませんでした。 しかし、ゲームとしてはめっさ面白かったので、結局キャラを変えて最初からやり直しで2周目開始。 スキルの違うキャラだと、新鮮で楽しいです。 1キャラ目は、GOTY版の追加キャラでメクロマンサー。 特殊能力はデストラップ、と書いてあったので、てっきり罠でも仕掛けるもんだと思っていたんですが、デストラップと言う名前のロボットでした(^ω^; このデストラップがそこそこ有能で、召喚した後自分は逃げ隠れしていれば、勝手に敵を倒しまくってくれます。 むしろ、ちょっとズルいくらい楽なので、初見プレイとしては選択を誤ったかも知れません(^^; とは言え、デストラップはCPUが動かすから頭悪いし、デストラップが使える反面本人は特徴が薄く弱め。 楽は楽ですが、特に攻撃力が物足りない。 だからこそ、デストラップ放置プレイと言う楽が出来ない他のキャラは、遊んでみたらどうなんだろう、と言う興味が湧きました。 で、2キャラ目は、前作も使ったセイレーン。 こちらは、フェーズロックと言うターゲットを一定時間拘束する能力。 成長させれば、フェーズロックした相手やその周りの敵に、属性ダメージを加える事も可能。 デストラップは有能な分リキャストには時間が掛かりましたが、フェーズロックはそこそこ短時間で再発動出来ます。 メクロマンサーと比べると、明らかに攻撃的なキャラクターですね。 逃げ隠れ出来ない分、結構な頻度でHP0になりましたが、そこそこセカンドウィンドで生還出来るし、CPU任せでは無い分能動的に敵を撃破して行くので、むしろセイレーンの方が楽だったかも知れない(^^; 少なくとも、セイレーンの方が楽しかった(^∀^) ただ、2周目は整合性を考え、本編クリアしてから追加コンテンツは遊ぼうと思ったんですが、本編だけでLv33くらいまで成長して、スキルツリー1本分は強くなれたので、正直キャラ育成的には飽きまして(^Д^; 結局、本編だけで終了。 ちなみに、メクロマンサーの方は、追加コンテンツまで遊んでLv41。 この先、追加コンテンツまで遊んでもLv8くらいしか上がらない訳で、そう思うとやはり同じキャラで続ける気にはなれず。 シナリオ的には、追加コンテンツの方も面白いんですけどね。 テーブルトークRPGのパロディみたいな話は、結構好き。 と言う訳で、日本語ローカライズの改善を除けばほぼ前作と一緒なのに、総合的に全ての要素が向上していて、比べようも無いほど面白くなっていた2でした(^∀^) 「BORDERLANDS」シリーズが傑作シリーズとして以降も人気を博す事が出来たのは、ひとえにこの2が面白かったからですね。 「BORDERLANDS」だけなら、数ある凡庸なFPSのひとつとして、埋もれていた事でしょう。 今回2周で終わりましたが、間を置いてまた遊んでみたいですね。 コマンドー、ガンザーカー、スナイパー、そして追加キャラであるサイコと、他のキャラたちも面白そう。 貴方も、FPSハクスラに興味がおありなら、是非遊んでみて下さい。 前作では無く、この2をこそ、全力でおすすめしますヽ(^∀^)ノ
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