23`11/02(木) -19:34- 先日、BD+DVDを購入して「バイオハザード:デスアイランド」を観ました。
と言う事で、今回は待望のフル3DCGアニメ映画版バイオの新作です。 ファミコン世代の古参ゲーマーとして、CG系アニメには昔から馴染みがあり、このフル3DCGアニメ映画シリーズはいつも楽しみにしています。 ただ残念なのは、先の連続ドラマ版の監督が作っている事です。 インフィニット ダークネスの感想でも書きましたが、畑違いな上実写で撮影可能な画しか撮らないと言う考えですから、折角のCGの特長が死んでいます。 今回一番非道かったのは、後半のボス戦でわざとらしく合成っぽく演出しているシーンです。 あれを思い出しました、シン・エヴァのウルトラマン撮影セットの件。 やろうとしている事は判るけど、本当にやっちゃうなんてドン引き、って感じ(^^; それから、CGモデルも良くありませんでしたね……女性キャラの顔が(-ω-) 全体的には悪く無いし、クリスなんかは筋肉ゴリラじゃ無いからゲーム版より良い男なくらいだけど、何故か女性陣の顔がおかしい。 ほんの少し受け口っぽい。 顎の形が変なのかな? 少なくとも、レベッカは「バイオハザード:ヴェンデッタ(▲)」の方が可愛かった。 まぁ、ジルのおっぱいは素敵だけども(*^∀^*) 内容的には、ヴェンデッタの続編になるようです。 脚本家によると、ヴェンデッタで回収し切れなかった伏線の回収をしつつ、単品の映画としても楽しめる内容、と言うコンセプトで書かれたそうです。 マリアと言うキャラが、ヴェンデッタから引き続きの登場だったりして、確かに繋がりはありました。 ジルの復帰もテーマなので、「バイオハザード5(▲)」のその後と言う雰囲気もあります。 個人的には、それならシェバも登場させて欲しかったけども。 ただ、1作目の主人公であるジル、クリス、パートナーのレベッカ、2の主人公であるクレア、レオンの5人が揃っていて、且つ今作のボスキャラがラクーンシティ生存者のひとり。 ゲーム版のファンを意識した作りになっているのは嬉しいですね。 でも、私はゲーム外の後付け設定とかは気にしないタイプなので実際の設定がどうなのか知りませんが、主人公たちはゲームで噛まれまくっているのである程度の抗体なり抵抗力があるものと思っているんだけど、今回ゾンビ化させられそうになっていて、ここも監督の原作に対する理解不足なのかな、と。 一応、他の人間は即発症したけど、クリスたちは発症までに時間が掛かっていたので、それが抗体を持っていると言う表現なのかも知れませんが、何か違うと思った。 リッカーが出て来るのは良いとして、音を出さないようにしてやり過ごそうとするのもゲーム版っぽくて良いとして、ハンドガンで簡単にやられ過ぎなのはどうか(^^; それと、燃料タンクに銃弾撃ち込んだくらいじゃ爆発しない、と言う豆知識も結構広まったと思うので、あの演出もそろそろやらない方が良いんじゃないだろうか(-ω-) ただ、何だかんだ言って、充分面白いですよ。 もうホラーとかゾンビものじゃ無いのがバイオハザードですから、良くあるハリウッドのアクション映画並みには面白い(^Д^; そこに、ゲーム版のファンとして、好きなキャラとかが出てくる楽しみが加わるから、個人的にはいつも楽しみ。 原作ファンじゃ無い人にもおすすめ出来るほど特別面白い映画、とは言いませんが、原作ファンならこのシリーズ観て損は無いと思いますね。 と言う訳で、今回もそこそこ面白いアクション映画でした。 ジル、クレア、レベッカの顔が可愛く無いのは残念でしたし、画作りが実写畑で折角のCGを生かしていないけど、概ね良い映画。 もう、ドラマ版を合わせると5作目だし、こんなもんとある程度観る前に出来の想像が付くだけに、それを大きく外さない限りは全然楽しめます。 家庭用ゲーム機は大好きだけど、家庭用ネットゲーム機に用は無い為、未だにXbox 360が最新機種である私の環境では、ゲーム版の方の最新作はもう遊べないので、このフル3DCGアニメ映画版シリーズの新作が楽しみです(^ω^; 是非、この流れでまた新作を作って頂きたいですね。 期待のハードルを上げずに、楽しみにお待ちしています(^∀^;
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